【2026年最新】岩手移住で最大300万円超?薬剤師が使える支援金・給付金・社宅手当まとめ
いいね

「UIターンで岩手県の調剤薬局や病院に転職したい」「家族都合で岩手へ引越すことになったけれど、移住費用や生活立ち上げ費用を抑えたい」とお考えの薬剤師の方へ。
実は現在、岩手県および県内各自治体、さらには地元の調剤薬局・病院では、県外からの移住薬剤師に対する手厚い給付金や手当制度を用意しています。
条件が合えば、行政の支援金と企業の福利厚生を組み合わせて数百万円規模の経済支援を受けながら転職することが可能です。
本記事では、2026年最新の「岩手県移住支援金」「若者U・Iターン支援金」「奨学金返還支援」、そして調剤薬局・病院が独自に支給する「社宅・引越し手当」まで徹底解説します。
目次
- 1.まずはチェック!東京から岩手への引っ越し費用の目安は?
- 2.【診断チャート】あなたに使える移住支援金・手当はどれ?
- 3.【東京圏からの移住】岩手県移住支援金(最大300万円超)
- 3-1.支給額の目安
- 3-2.主な対象条件
- 4.【全国どこからでも対象】いわて若者U・Iターン支援金
- 4-1.支給額の目安
- 4-2.主な対象条件
- 4-3.「自治体独自の担い手枠」などを採用している主な市町村例
- 5. 【奨学金返済中の薬剤師へ】奨学金返還支援制度
- 5-1.いわて産業人材奨学金返還支援制度
- 5-2.病院薬剤師向けの独自償還支援
- 6.【民間企業・薬局の独自手当】社宅制度・引越し費用・赴任手当
- 7. 支援金を活用して転職する際の「3つの注意点」
- ① 必ず「応募前・転職前」に条件を確認する
- ② 返還規定(5年未満の転出・離職)に注意する
- ③ 自治体ごとの予算・受付期間を確認する
- 8.まとめ:経済支援を活用して、安心の岩手暮らしをスタートしよう
1.まずはチェック!東京から岩手への引っ越し費用の目安は?
支援金を活用する前に、まずは「移住にいくら準備が必要か」を押さえておきましょう。
東京から岩手県へ引っ越す場合の基本費用(賃貸諸費用+引っ越し業者代+移動費)の目安は以下の通りです。
- 単身(1人):約 35万 〜 55万円
- 家族(2人以上):約 60万 〜 100万円
基本費用の内訳目安
- 賃貸契約の諸費用(家賃4〜5ヶ月分):単身 約22万〜28万円 / 家族 約30万〜40万円
- 引っ越し業者代(東京➔岩手):単身 約6万〜10万円 / 家族 約15万〜30万円
- 移動費(新幹線代・高速代など):単身 約1.5万円 / 家族 約3万〜6万円 ※3月〜4月の引っ越し繁忙期に重なる場合は、上記よりさらに+10万〜20万円ほど高くなります。
そのほか必要となる主な費用
- 車両購入代金(車がない場合):約 50万 〜 200万円(※岩手では通勤・生活に車が必須となる地域が多くあります)
- スタッドレスタイヤ+ホイール一式:約 5万 〜 10万円
- 家具・家電・寒冷地用日用品の購入:約 5万 〜 20万円

移住初期費用や車の購入等で一時的な出費が発生しますが、今回紹介する「岩手県移住支援金(最大100万〜300万円超)」を受給できれば、初期コストの大部分を相殺・大幅カバーすることが可能です。
2.【診断チャート】あなたに使える移住支援金・手当はどれ?
「自分はどの支援金・手当の対象になるの?」と迷う方のために、判定フローチャートを用意しました。質問に答えて、自分にピッタリの支援制度を確認してみましょう。

- 東京23区に住んでいる(または通勤している)方
最も支援額が大きい「3. 岩手県移住支援金(最大300万円超)」の対象になる可能性が高いため、まずはこちらをチェックしましょう。 - 東京23区以外(関西・東海・東北の他県など)からの移住で、40歳未満の方
全国どこからでも申請できる「4. いわて若者U・Iターン支援金」が使えます。 - 奨学金を返還しながら働く予定の薬剤師の方
移住支援金に加えて「5. 奨学金返還支援制度」を利用することで、返還額の半額助成や年間数十万〜数百万円規模の手当を受けられる場合があります。
💡さらに手厚くお得に!
行政の支援金と、企業の社宅・赴任手当や奨学金支援は併用できるケースが多数あります。
複数の支援を組み合わせて、自己負担を最小限に抑えましょう。
3. 【東京圏からの移住】岩手県移住支援金(最大300万円超)
岩手県移住支援金は、東京23区に在住・通勤していた方が岩手県内へ移住し、対象となる求人から応募し転職した場合に支給される制度です。
3-1.支給額の目安
- 世帯での移住: 100万円
- 単身での移住: 60万円
- 18歳未満の子ども加算: 子ども1人につき +100万円
【例】 夫婦+子ども2人(東京23区在住)で岩手県へ移住し、対象の薬局・病院に転職した場合:基礎額100万円 + 加算200万円= 合計300万円 が支給されます。
3-2.主な対象条件
- 移住元要件: 住民票を移す直前の10年間のうち通算5年以上(かつ直近1年以上)、東京23区に在住または東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)から23区内へ通勤していたこと。
- 就業要件:岩手県の求人マッチングサイト(「シゴトバクラシバいわて」等)に掲載されている「移住支援金対象求人」に新規就職すること。
- 定住要件:申請後5年以上、移住先の市町村に継続して居住・勤務する意思があること。

⚠️ 【重要】応募前に知っておきたい注意点:対象求人について
この移住支援金を受けるには、指定のマッチングサイト(「シゴトバクラシバいわて」等)に「移住支援金対象求人」として事前登録されている求人から応募することが必須となります。 一般の求人サイトや直接応募、あるいは対象外の求人ルートで採用が決まった場合は、どんなに条件を満たしていても支援金が支給されません。そのため、一般求人に比べて選択肢がかなり狭くなるという点に注意が必要です。 希望するエリアや条件(年収・働き方など)に合う対象求人が見つからない場合は、無理にこの制度だけに絞らず、次に紹介する「いわて若者U・Iターン支援金」や「民間企業の社宅・手当制度」を組み合わせた転職活動も視野に入れるのがおすすめです。
※参考データ:
-
岩手県公式 移住ポータルサイト「シゴトバ クラシバ いわて」移住支援金(東京圏向け)概要
4. 【全国どこからでも対象】いわて若者U・Iターン支援金
いわて若者U・Iターン支援金は、東京圏以外の地域(関西・東海・他県など)からの移住や、若手・新卒者のUIターンを支援するために設けられた、40歳未満を対象とする制度です。
4-1.支給額の目安
- 基礎額(一般): 世帯 25万円 / 単身 15万円
- 基礎額(新卒向け): 一律 15万円
- 加算額(該当する場合それぞれ上乗せ):
子育て加算: 18歳未満の子ども1人につき +25万円
若者加算: 申請時に18歳〜25歳の場合 +5万円
女性加算: 申請者が女性の場合 +5万円
4-2.主な対象条件
- 本人要件: 岩手県内の市町村へ転入した時点で40歳未満であり、5年以上定住する意思があること。
- 移住前要件:
【一般枠】 移住直前の10年間のうち通算5年以上(かつ直近1年以上)岩手県外に在住していたこと。
【新卒者枠】 県外の大学・高校等を卒業・修了から3年以内に移住すること。 - 就業要件(以下のいずれかを満たすこと):
・「シゴトバクラシバいわて」掲載の対象求人に週20時間以上で就業すること。
・自治体が独自に定める関係人口・地域の担い手要件を満たすこと。
・プロフェッショナル人材としての就職、起業、または業務継続によるテレワーク(自己意思)など。

4-3.「自治体独自の担い手枠」などを採用している主な市町村例
1. 奥州市(奥州エリア)
独自の対象ルート:
- 「奥州市空き家バンク」の利用登録を行って移住・就職した方
- 過去に「ふるさと納税」を2年以上行っている方で、市内で就職・起業・就農した方
ポイント:
- ポータルサイト掲載求人に限らず、「地域の空き家活用」や「ふるさと納税を通じた縁(関係人口)」があれば、市内企業・医療福祉等への就職でも広く対象と認められます。
2. 葛巻町(県北・盛岡近郊エリア)
独自の対象ルート:
- 町出身者・親族が在住している方や、地元の高校・小中学校の卒業生
- 町の就業体験プログラム等に参加した実績がある方
ポイント:
- Uターン者や町とゆかりのある若者が町内の事業所や医療施設等へ就職する場合、独自枠(関係人口枠)として柔軟に認定を行っています。
3. 沿岸部・県南・県央の自治体(宮古市、陸前高田市、遠野市、一関市、紫波町、矢巾町 など)
独自の対象ルート:
- 市町村が指定する地元の基幹産業・医療福祉・地域課題解決分野への就職
ポイント:
- 地域の深刻な担い手不足(病院・薬局・福祉施設や地元の有力企業など)を補うため、自治体の判断で「地元の担い手」と認定して支給対象とするケースがあります。
💡ポイント:東京圏の支援金より「就業ルートの幅」が広い!
「シゴトバクラシバいわて」掲載求人への就職が基本となりますが、東京圏からの移住支援金ほどガチガチではありません。
市町村によっては「地元の医療・福祉・地域企業への就職(自治体独自の担い手枠)」や「移住前からのテレワーク継続」など、指定サイトを経由しない就業でも対象として認めているケースがあります。
「サイト内に希望の求人がないから」と諦めず、移住先の市町村窓口や活用する転職サービス(『ジョブソエル』など)に確認してみるのがおすすめです。
※参考データ:
-
岩手県公式 移住ポータルサイト「シゴトバ クラシバ いわて」いわて若者U・Iターン支援金 概要
-
岩手県庁 公式ホームページいわて若者U・Iターン支援金 実施要領(PDF)
5. 【奨学金返済中の薬剤師へ】奨学金返還支援制度
薬学部は6年制のため、奨学金を借りて進学した薬剤師も少なくありません。岩手県では県内定住と医療・産業人材の確保を目的とした返済助成制度を実施しています。
5-1.いわて産業人材奨学金返還支援制度
- 内容: 日本学生支援機構等の奨学金返還額の 1/2 を支援。
- 上限額: 大学6年制等の場合、最大250万円程度(対象区分による)。
- 対象: 35歳未満の既卒U・Iターン希望者、または県内企業に就職決定した学生。県から認定を受けた企業・事業所に一定期間勤務することが条件。
5-2.病院薬剤師向けの独自償還支援
県内の公立病院・医療公社・大手病院グループ等では、病院薬剤師確保のため「年間数十万円〜最大360万円規模」の奨学金肩代わり・返還手当を設定しているケースがあります。
独自手当・返還免除制度を持つ主な医療機関・病院グループ例
- 岩手県立病院グループ(中央・中部・胆沢・磐井・大船渡・久慈・二戸 等)
- 盛岡市立病院(盛岡市)
- 陸前高田市立病院 (陸前高田市)
- JCHO盛岡友愛病院 (盛岡市)
特徴: JCHO共通の奨学金制度(年間最大60万円/一定期間勤務で返還免除) - 盛岡医療生協 川久保病院(盛岡市)
特徴: 独自の奨学金・返還手当制度あり - 医療法人勝久会 栃内病院 (盛岡市)
- みずかみ整骨院・水上病院グループ (奥州エリア等)
- 奥州病院 (奥州市)
- 医療法人社団 敬和会(敬和会病院など) (一関市)

※参考データ:
「病院薬剤師奨学金償還支援事業」(岩手県保健福祉部 健康国保課)
「いわて産業人材奨学金返還支援制度」(岩手県)
6. 【民間企業・薬局の独自手当】社宅制度・引越し費用・赴任手当
行政の支援金に加え、岩手県内に展開する調剤薬局チェーンやドラッグストア、医療機関では、県外からの薬剤師を獲得するために手厚い福利厚生を用意しています。
特に負担が大きい住宅面においては借上げ社宅制度を導入している企業が多く、家賃の7割から全額を会社が負担してくれます。
例えば、県内大手の「薬王堂」や「薬楽」(みちのく調剤グループ)、全国展開する「日本調剤」「アイングループ」「クオール」などの店舗・薬局では、盛岡市内の都市部から県南・沿岸エリアに至るまで、自己負担わずか1万〜2万円程度で住居を確保できるケースが一般的です。
さらに、移住に伴う初期費用を抑えるサポートも充実しています。
転居にかかる引越し費用を全額負担(実費精算)してくれる企業が多数派を占めるほか、移住直後の生活用品の購入や新生活の立ち上げ資金として、20万〜50万円程度の赴任手当・支度金が一括支給される場合もあります。
加えて、県外に実家がある薬剤師から特に人気を集めているのが帰省手当です。年に1〜2回分の往復交通費を会社が支給する制度で、遠方からの移住であっても定期的に地元へ帰りやすい環境が整えられています。
こうした民間企業の優遇制度は、条件を満たせば行政の移住支援金と併用できるため、移住初期の金銭的ストレスをほぼゼロにして岩手での暮らしをスタートさせることが可能です。

7. 支援金を活用して転職する際の「3つの注意点」
行政や企業の支援金をしっかり受け取るために、以下のポイントに注意して転職活動を進めましょう。
① 必ず「応募前・転職前」に条件を確認する
移住支援金などは、「求人に応募した時点で対象法人として登録されていること」が条件となっている場合があります。
採用が決まった後に申請しようとしても対象外になるケースがあるため、転職エージェントやマッチングサイトを活用する際は「移住支援金対象の求人か」を事前に確認してください。
② 返還規定(5年未満の転出・離職)に注意する
行政の支援金は「5年以上の継続居住・勤務」を前提として支給されます。
そのため、5年未満で移住先の自治体から転出したり、対象の職を離職したりした場合は、ルールに基づき支援金の返還を求められます。
- 1年未満で離職または転出した場合:全額返還
- 1年以上〜5年未満で転出した場合:半額返還
「支援金だけを受け取って短期間で離職・再転出する」ということはできないため、5年間無理なく働き続けられる環境かどうかをしっかり見極めて転職活動を進めることが重要です。
💡補足ポイント
企業の倒産や病気・ケガなど、やむを得ない事情がある場合は返還が免除されるケースもありますが、自己都合による退職や転出は基本的に返還対象となります
③ 自治体ごとの予算・受付期間を確認する
支援金は各市町村の予算上限に達し次第、受付終了となる場合があります。また、申請期限(転入後1年以内など)が定められているため、移住後は速やかに役所の窓口(移住定住担当課)へ相談しましょう。

8.まとめ:経済支援を活用して、安心の岩手暮らしをスタートしよう
岩手県への移住転職は、豊かな自然環境や落ち着いた職場で働けるメリットがあるだけでなく、「行政の移住支援金(最大100万〜300万円超)」+「企業の社宅・手当制度」を組み合わせることで、移住初期の金銭的リスクを大幅に軽減できます
「自分はどの支援金の対象になる?」「社宅付きで年収が高い薬局求人はどこ?」とお悩みの方は、医療・介護領域に強みを持つ転職支援サービス(『ジョブソエル』など)を活用し、条件に合う求人と支援制度をセットで確認することをおすすめします。
\岩手県で薬剤師の仕事をお探しの方へ/
医療・介護・福祉専門の求人サイト「ジョブソエル」
ジョブソエルでは、盛岡市をはじめとする岩手県内各エリアの求人を「地域」「施設形態(調剤薬局・病院など)」「雇用形態」「こだわり条件(手当充実・年間休日数・月収など)」で細かく絞り込んで検索できます。
- 希望条件から求人を検索 勤務地、職種、雇用形態、給与、休日などの条件から求人を探せます。
- 職場の情報を確認 求人情報だけでなく、施設情報や職場の特徴も確認できます。
- 新着求人を受け取れる 無料会員登録をすると、希望条件に合う新着求人のお知らせを受け取れます。
薬剤師の転職も、ジョブソエルを活用してみませんか?
