岩手県で介護の資格取得に使える補助金・支援制度まとめ【2026年最新】あなたに合う制度はどれ?

転職・キャリア 介護職
掲載日: 2026.09.28
0

いいね

岩手県で介護の資格取得に使える補助金・支援制度まとめ【2026年最新】あなたに合う制度はどれ?

介護職への転職やキャリアアップを検討する際、「資格取得の費用負担」は大きなハードルになります。

  • 「初任者研修をできるだけ安く受けたい」
  • 「実務者研修の費用負担を抑えて介護福祉士を目指したい」
  • 「一度離れた介護の仕事に復帰したいけれど、準備金はある?」

 

岩手県では、介護人材の確保・定着を目的に、未経験者の就職から経験者のキャリアアップ、奨学金返還支援、ブランクからの復職まで、状況に応じた多様な支援制度が用意されています。

本記事は、岩手県・県内主要市町村(盛岡市・一関市・花巻市など)・国の制度を網羅した【2026年最新版】総合ガイド(ピラーページ)です。フローチャートや比較表を使い、あなたが今使うべき制度を体系的に解説します。

 

目次

 

1. 【フローチャート診断】あなたに合う支援制度一覧

まずはご自身の「現在の就労状況」と「目指す資格」から、活用できる制度をチェックしてみましょう。

 

2. 【一目でわかる】主要な介護支援制度の比較一覧

岩手県内で利用できる主な支援・貸付制度の概要一覧です。

制度名称 対象者の状況 支援・貸付内容 返還免除・給付条件
介護人材新規参入促進事業 未経験者(個人) 初任者研修費用の1/2(上限6万円) 県内事業所に就職し3か月以上勤務
介護人材資質向上支援事業 現役介護職員(法人) 初任者研修等の受講費用を補助 勤務先(事業所)を通じて申請
実務者研修受講資金貸付 現役職員・ステップアップ 最大20万円(無利子貸付) 研修修了後、県内で2年間介護業務に従事
再就職準備金貸付 ブランクのある経験者 最大40万円(無利子貸付) 復職後、県内で2年間介護業務に従事
介護分野就職支援金貸付 異業種からの転職者 最大20万円(無利子貸付) 就職後、県内で2年間介護業務に従事
介護福祉士修学資金貸付 養成校の学生 月額5万円+α(無利子貸付) 卒業後、県内で5年間介護業務に従事

介護人材新規参入促進事業(未経験者向け)

これから介護の仕事を始める未経験者を対象とした補助金です。初任者研修の受講費用について1/2(上限6万円)が本人へ支給されます。修了後に岩手県内の介護事業所へ就職し、3か月以上勤務することが条件です。

 

介護人材資質向上支援事業(現役職員・事業者向け)

すでに介護施設等で働いている職員のスキルアップを事業所単位で支援する制度です。初任者研修などの受講料を負担した事業者に対して補助が行われるため、個人ではなく勤務先(法人)を経由して申請します。

 

実務者研修受講資金貸付(キャリアアップ向け)

介護福祉士の国家資格取得を目指し、実務者研修を受講する方向けの無利子貸付(最大20万円)です。研修修了後、岩手県内で2年間介護業務に従事することで返還が全額免除されます。

 

再就職準備金貸付(復職者向け)

過去に介護職の経験があり、現場への復帰を目指す方を後押しする無利子貸付(最大40万円)です。準備費用や引っ越し等に活用でき、再就職後に県内で2年間勤務することで返還が免除されます。

 

介護分野就職支援金貸付(他業種からの転職者向け)

異業種から新たに岩手県内の介護業界へ参入する方を対象とした無利子貸付(最大20万円)です。就職に必要な準備費用などに活用でき、就職後に県内で2年間勤務すれば返還義務がなくなります。

 

介護福祉士修学資金貸付(養成校の学生向け)

専門学校や大学などの介護福祉士養成施設に通う学生を対象とした貸付制度です。月額5万円(学費・入学準備金の加算枠あり)が貸与され、卒業後に岩手県内で5年間継続して介護業務に従事すると全額返還免除となります。

 

3. 目的・状況別:岩手県の介護資格支援制度の詳細

各制度の具体的な要件や対象経費について詳しく解説します。

 

【未経験者】これから介護職を始めるなら「介護人材新規参入促進事業」

未経験から「介護職員初任者研修」を取得し、岩手県内の介護施設・事業所に就職したい方向けの補助制度です。

  • 支援内容:初任者研修受講料の 1/2(上限6万円)
  • 主な要件:
    • 初任者研修を修了すること
    • 修了後3か月以内に岩手県内の介護事業所へ就職すること
    • 週の所定労働時間が20時間以上で、3か月以上勤務すること
    • 受講料を本人が自己負担していること

 

【現役介護職員】在職中の方はまず勤務先へ確認「介護人材資質向上支援事業」

すでに介護施設・事業所で働いている場合、個人での申請ではなく「事業所経由の支援」が受けられる可能性があります。法人として職員の研修費用を負担・補助する制度ですので、受講前に必ず職場の担当部署(人事・総務など)へご相談ください。

 

【キャリアアップ】実務者研修を受けるなら「実務者研修受講資金貸付」

介護職として実務経験を積みつつ、国家資格である介護福祉士を目指すルート(実務経験ルート)で必須となる「実務者研修」の受講費用を支援する制度です。

  • 実施主体:岩手県社会福祉協議会
  • 貸付額:上限20万円(無利子)
  • 対象経費:受講料、教材費、スクーリング交通費、国家試験受験手数料など
  • 返還免除要件:研修修了後、岩手県内で指定の介護業務に一定期間(原則2年間)従事すること

 

【異業種からの転職】就職準備を支える「介護分野就職支援金貸付」

他業種での職歴があり、新たに岩手県内の介護現場へ転職する方向けの準備金制度です。

  • 実施主体:岩手県社会福祉協議会
  • 貸付額:上限20万円(無利子)
  • 活用例:就職に必要な研修受講費用、被服費、通勤用具の購入費など
  • 返還免除要件:岩手県内で指定の介護業務に一定期間(原則2年間)従事すること

 

【ブランクからの復職】現場復帰を後押しする「再就職準備金貸付」

過去に介護職員として勤務経験があり、離職している状態から再度岩手県内で介護職として復帰する方を対象とした制度です。

  • 実施主体:岩手県社会福祉協議会
  • 貸付額:上限40万円(無利子)
  • 活用例:再就職に向けた講習受講料、通勤用の自転車・バイク購入費、引っ越し費用など
  • 返還免除要件:岩手県内で指定の介護業務に一定期間(原則2年間)従事すること

 

【学生・養成校】介護福祉士を目指すなら「介護福祉士修学資金貸付」

高校卒業後やキャリア転換により、介護福祉士養成施設(専門学校・大学等)に通って資格取得を目指す方向けの修学資金制度です。

  • 実施主体:岩手県社会福祉協議会
  • 貸付額:月額5万円(学費・入学準備金・就職準備金などの加算枠あり)
  • 返還免除要件:卒業後、岩手県内で介護職として5年間継続して勤務すること

 

 

4. 市町村独自の介護人材支援制度(盛岡市・一関市・花巻市など)

岩手県全体で実施されている制度に加え、自治体独自で行っている支援制度も併用・活用できます。

  • 盛岡市:介護職員奨学金返還支援補助金
    盛岡市内の対象事業所で勤務し奨学金を返還している介護職員へ、奨学金返還額の1/2(月額上限6,500円、最大5年間)を補助。
  • 一関市:奨学金補助・就職奨励金
    資格取得のために奨学金を利用した方への返還費用補助や、有資格者・研修修了者が市内の事業所へ就職した際の「就職奨励金」を実施。
  • 花巻市:介護人材確保事業補助金
    市の奨学金を利用して介護福祉士資格を取得し、新卒等で市内の対象事業所に就職した方に対する返還支援。

※各自治体の制度は年度ごとに予算・受付期間・要件が更新されるため、詳細は各市役所の福祉担当課へご確認ください。

 

 

5. その他(ひとり親支援・国の給付金制度)

ひとり親世帯向け:「高等職業訓練促進給付金」

母子家庭・父子家庭の保護者が介護福祉士などの国家資格を取得するため養成機関で修業する場合、修業期間中の生活費負担を軽減する給付金が支給されます(盛岡市・滝沢市をはじめ各自治体で実施)。

 

雇用保険加入者向け:「教育訓練給付制度」

働く方の主体的な能力開発を支援する厚生労働省の制度です。指定の養成講座を受講・修了した場合、受講費用の一部(最大20%〜80%)が支給されます。

  • 特定一般教育訓練:受講費用の 40%〜50%(年間上限20万〜25万円)
  • 専門実践教育訓練:受講費用の 50%〜80%(年間上限40万〜64万円)

 

6. 失敗しない!制度利用時のよくあるQ&A

Q1. 「補助金」と「貸付金(返還免除)」は何が違うのですか?

A. 原則返済が不要なものが「補助金」、一定期間勤務することで返還が免除される仕組みが「貸付金」です。

補助金は要件を満たせば返還の必要がありません。一方、貸付金は一時的に資金を借り受ける仕組みです。「県内の介護施設で一定期間(2〜5年など)働く」という免除条件を達成すれば返還免除になりますが、途中で退職した場合は残額の返済が必要になります。

 

Q2. 資格の受講を開始した後や、就職した後に申請しても間に合いますか?

A. 多くの制度で「事前の申請・相談」が必須となっており、後からの申請は対象外となる可能性が高いため注意が必要です。

「受講を開始する前」や「内定・就職が決まる前」に申請手続きを行わなければならないケースが多く存在します。資格受講や転職活動を始める最初の段階で窓口へ相談することが大切です。

 

Q3. 県の補助金と国の教育訓練給付金など、複数の制度を同時に併用できますか?

A. 同じ受講費や準備費を対象とした制度の「二重受け取り(重複利用)」は、基本的にできません。

たとえば、初任者研修の受講費用に対して岩手県の補助金と国の教育訓練給付金を両方受け取ることは原則不可能です。どの制度を利用するのが一番自己負担を抑えられるか事前にシミュレーションし、最も有利な制度を1つ選んで申請しましょう。

 

制度を利用する・申請前にチェックしておきたい項目

 

まとめ:資格を取得する前に制度を比較・相談しよう

岩手県内で介護の資格取得や就職を目指す場合、「自分自身の今の立ち位置(未経験/現職/ブランク/学生)」に合わせて制度を選択することが、最も自己負担を抑える近道です。

制度の要件や申請時期は変更される場合があるため、受講や転職の申し込みを行う前に、以下の公式窓口へ最新情報をお問い合わせいただくことをおすすめします。

  • 岩手県社会福祉協議会(福祉経営支援部・福祉人材センター)
  • お住まいの市区町村の介護保険・福祉担当課
  • 最寄りのハローワーク(公共職業安定所)
  • 受講予定の資格取得スクール・養成施設

 

 

\資格取得を活かして岩手県で介護の仕事を探したい方へ/

医療・介護・福祉専門の求人サイト「ジョブソエル」

ジョブソエルでは、介護施設をはじめ、病院、訪問介護、デイサービスなど、医療・介護・福祉分野の求人を掲載しています。

 

  • 希望条件から介護求人を検索 勤務地、職種、雇用形態、給与、休日などの条件から求人を探せます。
  • 資格を活かせる求人をチェック 初任者研修、実務者研修、介護福祉士など、取得した資格や経験に合わせて求人を探せます。
  • 未経験・ブランクから働ける求人も探せる これから介護職を始めたい方や、介護の仕事へ復帰したい方も、自分に合った求人を探せます。
  • 職場の情報を確認 求人情報だけでなく、施設情報や職場の特徴も確認できます。
  • 新着求人を受け取れる 無料会員登録をすると、希望条件に合う新着求人のお知らせを受け取れます。

 

岩手県の補助金や支援制度を活用して資格取得を目指している方、取得した資格を活かして介護の仕事を探したい方は、ジョブソエルで自分に合った求人を探してみませんか?

 

関連コラム