五月病あなたは大丈夫?15の症状とチェック項目をご紹介!
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2025年のゴールデンウィークは最大11連休だったようですね!
4月からの新生活をスタートした方々にとって、新しい環境で初めての長期休暇だった、という方も多いのではないでしょうか?
楽しい休暇の最終日、お仕事が始まることを考えて憂鬱になってしまった…いつもと違って職場に行くことを考えるとドキドキして眠れない…そんな症状はありませんでしたか?
それがまだ続いている…。もしかしたら、それ、五月病かもしれませんよ?
目次
1.五月病とは
五月病(ごがつびょう)とは、一般的に、4月に新しい環境(入学、就職、異動など)に身を置いた人が、5月のゴールデンウィーク明け頃から感じる、意欲の低下や倦怠感、憂うつな気分などの心身の不調を指す言葉です。
実際は、五月病は医学的な正式な病名、病気をさすものではなく、適応障害や軽度のうつ状態に近い状態と考えられています。
2.五月病の主な原因
新しい職場環境での緊張やストレスの蓄積が、ゴールデンウィークなどの長期休暇を機に一時的に解放され、再び社会生活に戻る際に心身のバランスが崩れることが主な原因と考えられています。
具体的には以下のような要因が挙げられます。
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環境の変化によるストレス:新しい人間関係、仕事内容、生活リズムへの適応による精神的な負担。
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過度な緊張:新しい環境でうまくやっていこうとするプレッシャー。
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疲労の蓄積:4月からの慣れない生活で心身に疲労が溜まっている。
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生活リズムの乱れ:新生活に伴う睡眠不足や不規則な生活。
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理想と現実のギャップ:新しい生活が期待していたものと異なると感じる失望感。
3.自分ももしかして五月病?五月病チェックを試してみる
症状は人によって様々ですが、当てはまる数が多ければ多いほど、心身の不調を抱えていると言えます。
あなたは何個あてはまりますか?
□ 朝、なかなか起きられない、または起きても体がだるい。
□ 以前は楽しめていた趣味や活動に興味がなくなった。
□ 些細なことでイライラしたり、怒りっぽくなった。
□ 集中力が続かず、仕事や勉強に身が入らない。
□ 将来に対して悲観的に考えがちになった。
□ 食欲がない、または逆に食べ過ぎてしまうようになった。
□ 理由もなく涙もろくなった。
□ 人に会うのが億劫になったり、引きこもりがちになった。
□ 眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める。
□ 何をするのも面倒で、億劫に感じる。
□ 頭痛やめまい、動悸など、体の不調を感じることが増えた。
□ 周りの人の言葉に過敏に反応してしまう。
□ 以前は気にならなかったことが、最近とても気になるようになった。
□ 自分はダメな人間だと感じることが多くなった。
□ ゴールデンウィークが終わってから、特に憂うつな気分になる。
もし、これらの症状が長く続くようであれば、無理せず医療機関(心療内科や精神科)への相談をおすすめします。
4.五月病の改善に転職は意味があるか?
五月病の改善に転職が意味を持つ可能性はあります。
しかし、安易な転職は必ずしも解決策になるとは限りません。慎重に検討する必要があります。
■転職が改善につながる可能性がある場合
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根本的な原因が職場環境にある場合:
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過度な業務量やプレッシャー: 仕事内容が自分の能力を超えていたり、常に時間に追われている場合。
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人間関係の悪さ: 上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかない、ハラスメントがあるなど。
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企業文化との不適合: 自分の価値観や働き方と会社の文化が合わないと感じる場合。
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キャリアパスの不明確さ: 自分の成長が見込めず、将来に不安を感じる場合。
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このような場合、環境を変えることでストレスの原因から解放され、五月病の症状が改善する可能性があります。
新しい職場で、より自分に合った働き方や人間関係を築けるかもしれません。
■転職が必ずしも解決策にならない場合・注意点
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五月病の原因が環境の変化そのものへの適応にある場合:
転職もまた新たな環境への適応を伴います。再び同様のストレスを感じ、五月病のような状態に陥る可能性があります。 -
自身の考え方や捉え方に課題がある場合:
完璧主義が強すぎる、ストレスを溜め込みやすい性格など、自身の内面的な要因が五月病の背景にある場合、環境を変えても根本的な解決にはならないことがあります。 -
勢いだけの転職はリスクが高い:
五月病の辛さから逃れたい一心で、十分に検討せずに転職してしまうと、後悔する可能性があります。新しい職場の条件が以前より悪かったり、すぐに馴染めなかったりすることもありえます。
5.五月病を機に転職を検討する前に考えるべきこと
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五月病の原因を自己分析する: 何が一番辛いのか、何がストレスになっているのかを具体的に把握することが重要です。
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現状の職場で改善できることはないか検討する: 上司に相談して業務量を調整してもらったり、部署異動を希望したりするなど、できる範囲で環境改善を試みるのも一つの手段です。
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転職する場合、どのような職場を求めているのか明確にする: 給与や待遇だけでなく、仕事内容、職場の雰囲気、人間関係など、自分が重視する条件を具体的にリストアップしましょう。
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情報収集をしっかり行う: 求人情報を確認し、企業の評判や口コミなども参考にしましょう。
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転職エージェントやキャリアカウンセラーに相談する: 客観的なアドバイスやサポートを受けることで、より慎重な判断ができます。
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心身の状態が安定している時に判断する: 感情的になっている時ではなく、落ち着いて考えられる時に転職について検討しましょう。
6.転職活動とJobSoel(ジョブソエル)の活用
医療・介護分野での転職には、専門の求人情報プラットフォームであるJobSoel(ジョブソエル)の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
JobSoelでは、全国の医療福祉に関する職種の求人情報を検索できるほか、施設の雰囲気や具体的な取り組みを知ることができます。
新しい職場での働き方や成長のチャンスを具体的にイメージしながら転職活動を進められるので、安心して検討できますよ。
自分に合った職場を見つける一助として、ジョブソエルを活用してみてください。効率的に転職活動を進めるための心強いツールとなるでしょう。
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7.まとめ
五月病の改善に転職が有効な場合もありますが、それは根本的な原因が職場環境にある場合に限ります。
安易な転職はリスクも伴うため、まずは自己分析を行い、現状の職場で改善できることはないか検討することが大切です。
もし転職を考える場合も、ジョブソエルなど求人サイトで職場環境等を比較検討し、慎重に準備を進めるようにしましょう。