子育てをしながら介護士として活躍!育児と仕事を両立する方法
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目次
1.介護業界は子育て中でも働ける?
介護職は体力も使う大変な仕事のイメージがあるから、子育てとの両立は難しいのでは?と思う方も多いかと思いますが、結論からお伝えすると”介護職は育児と両立しやすい仕事”です。その理由はいくつかあるので、順番にご紹介します。
勤務時間や日数は柔軟に対応
子育て中のフルタイム勤務はなかなか厳しいですよね。ですが、介護業界ではフルタイムに限らず、【日勤のみ】【時短勤務OK】【勤務時間は相談可能】など、様々なタイプでの求人を出していることが多く、自分のライフスタイルにあった求人が見つかりやすく、育児とも両立しやすいです。子供が保育園や学校に行っている間だけなど、希望にあった勤務が叶いやすいでしょう。
希望休を取りやすい
介護業界はシフト制での勤務を行っている施設が多いため、子供の学校・園行事に合わせて事前に希望休や有給休暇を取得しやすいです。
職場に子育て中の人や先輩パパママが多い
介護業界は女性の比率が高いため、職場に出産育児の経験者も少なくなく、子育てと仕事の両立に理解を得やすい職場環境であることが多いでしょう。
その為、子供の急な体調不良による勤務交代なども通りやすく、困った時はお互い様と助け合いの体制が整っていることも多く、非常に働きやすい環境であると言えます。
企業が子育て世代をサポート
時短勤務ができる、急なシフト調整にも柔軟など、子育て世代へのサポート体制が整っている企業も多くなってきましたので、子育てと両立しながら安心して働くことができる職場が増えました。
また、託児所付きの介護施設もあるなど、サポート内容も施設により様々です。
2.子育てと両立しやすい介護の職場とは
介護職は募集している求人内容の種類も豊富で選択肢が多いのが魅力ですが、その中から自分の希望やライフスタイルにあった求人を見つけるのは少し大変ですよね。
下記では、オススメの施設形態と求人を探す際のポイントをご紹介します。
おススメの施設形態
デイサービス
在宅生活を送る高齢者が施設に通所するタイプの介護施設です。基本的に夜勤がなく日勤のみという施設が多いため、子育て中のパパママも働きやすい施設形態になっています。
利用者さんの介護度も高くなく業務の負担が少ないため、これから介護職に挑戦するという方も働きやすい職場でもあります。
ただし、介助業務の他にレクリエーションの対応や季節イベントの開催もあるので、楽しいことが大好き!盛り上げること得意!そんな元気な方におすすめです。
もちろん、そういったことが苦手…という方も職場に相談し業務内容を調整してもらえる可能性もありますよ。
訪問介護
利用者さんのご自宅を訪問して身体介護や家事などの生活支援を行う介護サービスです。
ケアプランで決められた時間でシフトに入るため、週数回・短時間などで働くことができ、自分の希望のペースで働ける!と、人気がある働き方です。
上記の施設形態以外でも、日勤のみ勤務や短時間パートで募集している求人はありますので、勤務時間・業務内容・自宅から職場の距離など、希望条件に合う求人を探してみてください。
求人を探す際のポイント
下記のポイントに注目して求人を探すと、希望条件に合った求人が見つかりやすいです。ぜひ参考にしてみてください。
- 託児所があるかどうか
- 勤務時間、日数を確認 ※「勤務時間は相談可能です」など記載がある場合も
- 夜勤なしの施設形態から探す
- タイトルなどに「日勤のみ」「短時間OK」「〇日~可」などの記載がある求人を探す
- ブランク、未経験、無資格でも働ける求人を探す
- 子育て支援や応援の記載がある施設、手当の支給がある施設を探す
- 求人によっては在籍職員の年齢性別を記載しているので参考にできる場合も
3.子育てと介護職を両立するときの悩み
子供の体調不良による急な休み
子供が小さいと急な体調不良で突然休むことや保育園からの呼び出しで早退することも。
また、子供の体調不良が続く場合、数日間休まなければいけない状況もあるでしょう。
また、保育園の送迎時間の関係で残業対応も難しく、申し訳ない気持ちから働きづらさを感じてしまう人もいます。
人手不足が深刻な介護業界、急な休みなどで同僚に負担をかけてしまう場面もあるかと思いますが、お互い何かあった際にはフォローし合える関係だと安心ですね。
体力的な負担
子育てと両立するパパママの一日は、子供の身支度・世話、保育施設への送迎、家事、寝かしつけなど休む間もないほど朝から晩まで大忙し。そして仕事でも介助業務で体力をつかうので、人によっては自分の体を休めてリフレッシュする時間もなく疲れが溜まり辛くなってしまう場合も。時には家族・親戚・友人の力も借り、頑張り過ぎないことも大切です。
ダブルケアによるストレス
仕事では利用者さんの排泄・入浴・食事介助、自宅でも子供のお世話、このダブルケア状態に体力的にも精神的にもストレスを感じてしまう人もいます。子供の成長にともない解決していく問題かもしれませんが、無理せず時には職場環境・業務内容の変更、周りの人にサポートを求めることも必要です。
夜勤対応・人手不足
施設形態によっては夜勤があり、職員の人手不足により夜勤シフトも対応しているパパママもいます。子育てと両立しての夜勤対応は心身ともにダメージがあります。
また、夜勤に限らず、人手不足により急な休みが発生した際のシフト交代が難しい場合も。
そのような場合には、家族など周囲の人に助けを求めるのはもちろん、近年では24時間体制の託児所もありますので利用できると安心です。
4.介護職と育児、両立を叶えるポイント
周りの人からのサポート
子育てとの両立に理解がある職場だとしても、時は限界もあります…。そんな時には、家族や親戚、友人など周囲の人からの協力を得ることも大切です。
自分が頑張らなくちゃ!と責任感を感じ頑張り過ぎてしまうパパママも多いと思いますが、時には頼れる周りの人に相談し協力してもらい、自分を大切にすることも必要です。
職場選び
子育てとの両立に理解がある職場は多くなりましたが、子育て世代を支援する取り組みを行っている施設や保育施設が完備されている施設など、子育て世代がより安心して働ける環境を整えている職場もあります。
また、施設形態で選ぶ際にも、デイサービスや訪問介護などですと、夜勤がない・日曜固定休の場合が多いなど子育て世代が働きやすい業務形態になっています。
自治体のサービスなどを活用
保育園に預けられない日で周囲にも頼れる人がいない、子供が体調を崩しているがどうしても仕事を休めない、そんな時は自治体が行っている保育サービスや病児保育に相談するとよいでしょう。
上記の理由にかかわらず、育児に疲れてしまった、少しリフレッシュする自分時間がほしい、そんな時にも相談することで一時預かりを利用することもできますよ。
※病児保育の利用には事前登録が必要です。
ストレスを溜め込まない
子育てと仕事の両立は心身ともに想像以上の疲れが溜まりやすいです。頑張る事も大切ですが、定期的にストレス発散をして疲れを溜め込まないことも大切です。
とは言え、自分の時間を作るのはなかなか難しいですよね。先に述べた、周囲の人やサービスに頼る方法はもちろんですが、短くても自分時間や息抜きを生活の中に少しずつ取り入れることで、ストレスがどんどん溜まる状況から抜け出せ、負担が減るでしょう。
状況によっては転職も検討する
なんとか両立はしているがいつもギリギリ…子育てとの両立に理解が得られない職場…そのような理由で悩んでいる人もいるのでは?そのような場合には、別の施設への転職を検討することも必要です。
5.子育てしながら介護のキャリアアップも目指せる?
介護職は取得している資格により給与が上がる傾向があります。育児と仕事の両立が安定してきた際には、資格取得を目指して動き出すとキャリアアップにも繋がるでしょう。
まずは、子育てと両立しながらコツコツと現場経験を積んでおくことで、今後資格取得の際に役立ちます。
また、子供が小さいうちはパートタイムで勤務していた人も、子供の成長・ライフスタイルの変化に合わせて、勤務時間を伸ばす・勤務日数を増やす・正社員に切り替えるという人も多いです。
子供の成長に合わせた今後の自分のキャリアアップスケジュールをイメージしておくと、実際に動き出すとき進めやすくなります。
6.転職活動とJobSoel(ジョブソエル)の活用
医療・介護分野での転職には、専門の求人情報プラットフォームであるJobSoel(ジョブソエル)の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
JobSoelでは、全国の医療福祉に関する職種の求人情報を検索できるほか、施設の雰囲気や具体的な取り組みを知ることができます。
新しい職場での働き方や成長のチャンスを具体的にイメージしながら転職活動を進められるので、安心して検討できますよ。
自分に合った職場を見つける一助として、ジョブソエルを活用してみてください。効率的に転職活動を進めるための心強いツールとなるでしょう。
▼求職者様_会員登録ページ
https://jobsoel.com/sign-up
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7.まとめ
介護業界で子育てと仕事を両立する方法などについてご紹介しました。
自分はこんな職場が合っているのかも!と少しでも参考になっていたら幸いです。
家庭環境や理想の働き方は人それぞれ、あなたの状況に合う働き方を見つけて、子育てと仕事の両立を叶えていきましょう!